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プレハブ増築で6畳部屋をおしゃれに!費用や工法・注意点を徹底解説
2023年03月31日
「プレハブで部屋を増築するメリットは?」
「プレハブ増築の費用が知りたい。」
上記の悩みを抱えている方は、きっと多いでしょう。
予定より家族の人数が増えた、仕事部屋が欲しいなど、増築の理由はさまざまです。
今回の記事では、費用を抑えて行えるプレハブ増築にスポットを当てています。
さらに、プレハブ増築のメリット・工法・注意点についても解説しました。
増築を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
プレハブ増築とは組立式の建築工法
プレハブと聞くと、簡易な物置をイメージする方がほとんどではないでしょうか。
プレハブとは、組立式の建築工法を指す用語です。
工場でカットされた材料を現場で組み立てるので、工期が短く費用も安い点が特徴です。
建築を人の手で行わないので、技術力による影響が少なく、安定した品質に仕上がります。
さらに、最近では、おしゃれで耐久性に優れたものも増えています。
プレハブでおしゃれに増築できるスペースを紹介
プレハブを用いて、おしゃれに増築できるスペースをピックアップしました。
・物置
・サンルーム
・ガレージ
・離れ
サンルームは、洗濯スペースにとどまらず、使用していないときは、子どもが遊ぶ場所としても利用できるので万能です。
離れはリモートワークスペース・子ども部屋・客室としても利用できるので、部屋不足の解消に役立ちます。
プレハブならではの手軽さで、増築するスペースをおしゃれにデザインしましょう。
プレハブ増築の費用相場を解説|6畳部屋の場合
プレハブで増築をする際にかかる費用相場は以下の通りです。
6畳部屋の例を一覧表にまとめたので、参考にしてください。
プレハブ6畳増築費用相場 | 100~200万円 | |
追加工事費用相場 | クローゼット設置 | 10~25万円 |
床の間・仏間設置 | 20~30万円 | |
床暖房設置 | 30~75万円 | |
トイレ設置 | 15~100万円 | |
キッチン設置 | 25~200万円 | |
お風呂設置 | 15~150万円 | |
諸費用相場 | 確認申請 | 15~25万円 |
増築登記 | 7~16.5万円 | |
固定資産税の増額 | 1.3~2万円 |
水回りの設備は、配管との兼ね合いがあるので注意が必要です。
配管と増築場所が離れている場合は、配管工事が必要になり、約10万円の配管工事費用がかかる可能性があります。
プレハブ増築には4つの工法がある
プレハブ増築は、以下4つの工法が主流です。
・木材パネル用いる工法
・コンクリートを用いる工法
・軽量鉄骨を用いる工法
・ユニットを用いる工法
それぞれ詳しく解説します。
木材パネルを用いる工法|温かみのある仕上がり
木材パネルを用いる工法は、さまざまな要望にも対応できる万能タイプです。
木材を使用するので、温かみのある仕上がりが期待できます。
断熱材が組み込まれているので、夏場の熱気も冬場の冷気もある程度シャットアウトしてくれます。
コンクリートを用いる工法|頑丈な作り
コンクリートを用いる工法は、耐火性・耐久性に優れており、頑丈なプレハブを求めている方にぴったりです。
ただし、コンクリートは、重量があるので地盤が弱い場所には不向きです。
事前に地盤をチェックし、地盤が弱い場合は、固めたうえで採用しましょう。
軽量鉄骨を用いる工法|ズレが生じにくい
軽量鉄骨を用いる工法は、木材パネルを用いる工法より耐火性があります。
骨組みを作ってから作り始めるので、ズレが生じにくいのが特徴です。
現場で行う作業は、ボルトを固定して組み立てるのがほとんどなので、工期が短くすみます。
ユニットを用いる工法|品質が安定しやすい
ユニットを用いる工法は、工場であらかじめ形を組み立ててから建築場所に設置します。
工場でほぼ作り上げるので、建築作業の必要がなく、技術力による品質のブレがありません。
仕上がりが安定しているうえ、工期が短いのもメリットです。
プレハブ増築のメリットは費用が安く引越し不要な点
プレハブ増築のメリットは、費用を安く抑えて居住スペースを増やせる点です。
建て替えではないので、引越しの必要はありません。
ほかの建築方法に比べて、費用が格段に安くすみます。
建築方法ごとの1坪当たりの建築費用相場を、以下の表にまとめました。ぜひ参考にしてください。
木造増築相場 | 1坪70万円~ |
鉄骨増築相場 | 1坪100万円~ |
プレハブ増築相場 | 1坪50万円~ |
工期についても建て替えの場合は1~2カ月が目安ですが、プレハブ増築は内装なしなら、10日あれば完成します。
プレハブで増築する際の注意点
プレハブ増築を行う際、いくつか注意点があります。
以下の一覧表に注意点をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
注意点 | 詳細 |
建築確認 | ・都市計画区域内では10㎡を超えると建築確認が必要
・防火地域・準防火地域では10㎡以下でも建築確認が必要 |
建ぺい率・容積率 | 範囲内でなければ増築できないので確認が必要 |
固定資産税 | ・延床面積が増えると固定資産が増える
・プレハブをコンクリートブロックに乗せただけなら固定資産税はかからない |
以下のような場合、増築費用が高額になる可能性がありますので注意が必要です。
・足場を設置するスペースがない場合
・車両による工事・運搬が困難な場合
・土地が平らでない場合
増築する前に現地調査による見積もりを取りましょう。
まとめ
プレハブで行う増築は、ほかの建築方法に比べて費用を抑えられます。
建築材料によって、メリット・デメリットはありますが、手軽さと安定した仕上がりは魅力的です。
先述した注意点と費用相場を参考にして、おしゃれなスペースを完成させてください。
この記事が増築をお考えの方の参考になれば幸いです。