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子ども部屋の増築を考える おすすめポイントや注意点等とは!?

2023年03月16日

子どもが大きくなってくると、子ども部屋を用意しようと考える方は少なくないでしょう。
とはいえ、子ども部屋を増築するには間取りや予算など考えなくてはならない要素がたくさんあります。

また、増築のタイミングなどもいつ頃が多いのか知りたいと思うでしょう。
この記事では、増築のサイズ・程度ごとの平均的な費用相場や、増築のおすすめのタイミングなどについてお話しします。
子どもが生まれ、将来的に子ども部屋の増築が必要とお考えの方は、お役立てください。

子ども部屋の増築を考える おすすめポイントや注意点等とは!?

子ども部屋の増築|おすすめの時期とは

子ども部屋の増築のタイミングでおすすめとされている時期は、中学校へ進学する前の小学校の時期とされています。
ただ、小学生の時期でも低学年・中学年・高学年と大きく3つの段階があり、それぞれの時期によって子ども部屋の扱いが変わります。

身の回りのことが一人では十分にこなせない低学年の間に子ども部屋を設けた場合は、主に就寝スペースとして利用するべきです。
一人で自分のことが概ねできるようになる、中学年以上であれば自身の生活の主軸としての活用も視野に入れても問題ないでしょう。

改築と増築|それぞれの違いとは

子ども部屋を増やす方法として、大きく改築と増築が考えられます。
とはいえ、それぞれがどういった方法なのかを説明できる方は多くはないでしょう。

改築とは、床面積を増やさずに建物の間取りを変更したり、水回りの設備の位置を変更したりする工事が該当します。

増築とは、名前通り工事によって建て増しし床面積を増やす工事が該当します。
既存の建物に新たな建物を付け足したり、平屋を2階建てにしたりするのです。
別当を建てる場合も増築に該当します。

増築には大きく3つの種類があり、以下でお話ししていきます。

増築の種類その1. 差しかけ増築

差しかけ増築とは、元々ある建物に「差しかける」形で増築工事を行う方法です。
収納や部屋を増やしたいと考えている場合に、よく選ばれる方法です。
天井を今よりも高くしたい場合や、2階部分を新たに増築したい場合などは屋根の一部を解体して工事を実施します。

増築の種類その2. 取り壊し増築

取り壊し増築とは、1階部分と2階部分をまとめて増築する場合に用いられる方法です。
建物の1階部分と2階部分の一部を解体し、解体した部分に新しく建物を建築し、既存の建物部分と連結させます。

解体・工事範囲が広く大規模な工事になる点が特徴的です。
大きな地震が起きた際に接続部分が剥がれる、接続部分で雨漏りが起きるリスクがある点などに注意が必要です。

増築の種類その3. おかぐら増築

おかぐら増築とは、お神楽増築とも表記される増築方法です。
平屋の上に2階部分を増築する工事方法で、既存の建物の屋根を解体しその部分に新たに2階を増築します。

2階部分全体の重量を支える必要があり、工事の規模としては必然的に大規模になりがちです。
そのため、イメージとしては増築工事ではなく、立て直し工事に近い形となってしまいます。

子ども部屋の増築|おすすめや注意点について

子どもの成長に伴い子ども部屋を増築しようと考える親御さんは少なくはないでしょう。
とはいえ、子ども部屋の増築は簡単にできるものではありません。

子ども部屋を増築する場合、意識したほうがいいおすすめポイントや注意点がいくつか存在します。
ここでは、子ども部屋を増築する際のおすすめポイントや注意点についてお話ししていきます。

おすすめその1.|間仕切りを活用し費用を削減

予算的な余裕がない場合や、増築するスペースがない場合は間仕切りを活用し、スペースを創り出すといった選択肢もあります。

少し大きめの部屋があれば、その部屋に間仕切りを設けスペースを分ければ子ども部屋として活用可能です。
また、子どもが独り立ちして家を出たあとは間仕切りを取れば1つの部屋に戻せます。

おすすめその2.|場所はリビングの奥がおすすめ

子ども部屋を増築する場合、場所選びは悩むポイントかと思います。
子ども部屋を増築する場所としておすすめなのは、リビングの奥です。
理由としては、自分の部屋に行く際に必ず家族と顔を合わせるタイミングを作り、家族間のコミュニケーションの場や機会を維持できるからです。

おすすめその3.|向きは東向きがおすすめ

子ども部屋を増築する場合は、東向きの場所をおすすめします。
東向きであれば、朝日が入ってくるため朝日でしっかりと目を覚ませますし、日中頃には日差しが落ち着き学習などにも取り組みやすい環境下に設定できるからです。

注意点その1.|密室にはならないように

注意点として、密室にはならないようにしましょう。
子どもの管理能力の育成は重要ですが、反面親が干渉しにくくなるリスクもあります。
プライベートな空間は守りつつ、コミュニケーションを取り家族間でしっかりとやりとりができる工夫・習慣を心がけましょう。

注意点その2.|内装は長期的な視点で

内装の好みは年齢によって変化します。
そのため、現時点での好みによって内装は決めず、可能な限りシンプルなものを選ぶようにしましょう。

インテリアに関しても年齢によって自身で変更が可能なため、可能な限りシンプルにしておくようにしましょう。

子ども部屋の増築|費用相場の目安とは

子ども部屋など、部屋を増築する場合の目安としては以下の通りです。

工事内容 費用相場
木造で部屋を増築する場合 33万円~39万円/畳
鉄骨/鉄骨鉄筋造りで部屋を増築する場合 50万円~55.5万円/畳

家の構造によって費用相場は変わってくるため注意が必要です。

まとめ

子ども部屋の増築を検討する方に向けて、この記事では増築のサイズ・程度ごとの平均的な費用相場などについて解説しました。

実際増築する場合、どのような点に注意すべきか、費用はどの程度必要なのかと気になる点は多いでしょう。
子ども部屋の広さが6畳程度であれば、150万円~200万円程度の費用が必要です。
おすすめ・注意点もお伝えしていますので、お役立てください。