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フローリングの張替え費用相場は?6畳をリフォームするケースを解説
2023年06月16日
フローリングの張替えを検討しつつ、費用の詳細ががわからないからと決断できない方もいるでしょう。
6畳でどれくらい費用がかかるのかわかれば、張替えリフォームを具体的にイメージできるのではないでしょうか。
本記事では、6畳のフローリングを張替える際にかかる費用について、具体的に解説します。
素材や工法による違いも解説するため、ぜひ参考にしてください。
フローリング張替えにかかる費用一覧|6畳の場合
フローリングの張替えにかかる費用は、選ぶ素材や工法によって変わります。
施工場所が居室なのか、キッチンや洗面所なのかでも、必要な施工内容が変わるため費用も異なります。
張替え費用の目安は以下の通りです。
上張り | 張替え | |
複合フローリング | 約130,000円~ | 約140,000円~ |
無垢フローリング | 約170,000円~ | 約180,000円~ |
畳からフローリングにする場合は、床の下地から張替える必要があります。
施工が増えるため、工事費用も上がる傾向にあります。
また、防音効果の高いフローリングは商品価格も高くなるため、さらに費用が上がるでしょう。
フローリングの張替え費用が変動する2つの要素
フローリングの張替え費用が変動する要素について、さらに詳しく解説します。
1.どんな素材を選ぶか
2.どの工法を選ぶか
素材や工法の特徴をそれぞれ紹介します。
リフォーム計画の参考にしてください。
1.どんな素材を選ぶか
フローリングには、複合フローリングと無垢フローリングの2種類があります。
複合フローリングは、複数枚の板を貼り合わせた床材です。
メリット | ・価格が安い
・変形しづらい ・種類が豊富 ・水拭きできる ・工期が短い |
デメリット | ・寿命が短い
・肌触りが無垢フローリングに劣る |
機能性やデザインなど種類が豊富で、価格にも差があります。
場所や予算に合わせて選ぶとよいでしょう。
無垢フローリングは天然の材木から取り出し、一枚板に加工した床材です。
メリット | ・断熱効果がある
・調湿効果がある ・肌触りが良い ・アレルギーが起きにくい |
デメリット | ・価格が高い
・変形しやすい ・防音性が低い ・メンテナンスが難しい |
木の種類や節の有無で価格が変わり、節がないものほど高くなります。
手入れをして使い続けると、天然素材ならではの味わいを楽しめるのも特徴です。
2.どの方法を選ぶか
フローリングの張替え方法は、上張り(重ね張り)と張替えの2種類です。
上張り(重ね張り)は、元の床の上に新しくフローリングを張ります。
メリット | ・価格が安い
・音やホコリが立ちにくい ・工期が短い |
デメリット | ・段差ができるためドアの開閉などに支障が出る
・床暖房が効きにくい |
張替えたフローリングが厚みのある商品だと段差が生じてつまずく原因になるため、
高齢者や小さな子どもがいる家庭は注意が必要です。
張替えは、元の床を剥がして下地にし、新しくフローリングを張ります。
メリット | ・下地の状態を確認できる
・段差ができない |
デメリット | ・費用がかかる
・工期が長くなりやすい |
床を剥がすため、元の床材を処分する費用もかかります。
歩くと音が鳴る状態の床であれば、張替えを行い下地に劣化や異常がないか確認するとよいでしょう。
フローリングの張替え費用を下げるコツ
できるだけフローリングの張替え費用を下げたい場合、次のコツを押さえましょう。
1.安い素材と工法を選ぶ
2.比較検討の時間を設ける
それぞれのコツについて、詳しく解説します。
1.安い素材と工法を選ぶ
安い素材と工法を選べば、費用を抑えて張替えができます。
複合フローリングと無垢フローリングでは、一般的に価格が安いのは複合フローリングです。
複合フローリングの中から安価な商品を選べば、さらに費用を下げられるでしょう。
しかし、ただ安価な商品を選ぶと傷みも早く、すぐ張替えが必要になってしまいます。
使用場所やライフスタイルに合わせて、適切な商品を選びましょう。
上張りと張替えなら、上張りを選ぶほうが費用は安くなる傾向にあります。
ただ、下地が傷んでいる場合、上張りでは解決できません。
歩くと音が鳴ったり、床が傾いたりしている場合は、下地の状態を確認すると安心です。
傷んだ下地をそのままにしておくと劣化が進み、かえって補修に費用がかかるケースもあります。
2.比較検討の時間を設ける
張替えを依頼する前に、3社以上の業者へ見積りを依頼し、料金やサービス内容を比較しましょう。
数社を比較すると相場価格がわかるため、極端に価格が高い業者を避けられます。
ただ、安さだけで選ぶと、仕上がりに満足できないケースもあるため注意が必要です。
実績や口コミ、見積りの内容まで比較すると信頼できる業者をみつけられます。
特に見積りは業者によって内容が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
数社の見積りを見比べれば、記載されていない内容に気づいて業者へ確認もできます。
フローリング張替えは費用をかけても完成度を重視
張替え費用を抑えたいと、DIYでフローリングを張替えようとする方もいます。
DIYは人件費がかからず、材料費のみで済むからです。
しかし、フローリングを張る作業は数cm単位での調整が必要です。
DIYでは、仕上がりが不安定になる可能性があります。
また、下地に問題があればDIYでは対応しきれないでしょう。
床は毎日の生活に直結します。
たとえ費用がかかっても、専門技術をもつプロに任せると完成度の高い張替えができます。
まとめ
フローリングの張替えは、ただ価格の安い商品を選ぶのではなく、適切な素材選びが満足度を高めるコツです。
ライフスタイルや理想の部屋のイメージなど、複数の要素から検討しましょう。
自分だけで決めるのが難しい場合、専門業者に相談するのも方法の一つです。
希望に合わせた商品を紹介してもらったり、見本を見せてもらったりすれば、納得して依頼できるでしょう。
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